keiki hula competition 2016

土曜はkeiki hula competitionが行われていました。日本の、フラ競技会へのダンサーの関心の高さ、披露される内容の技術的な高度さ、そして競技会そのものの開催数は、目を見張るものがあります。中でも、ケイキ(12歳以下の子供の部門)のコンペはすごい。お教室の関係者や親御さんも必死ですし、応援も熱狂の中で行われています。今回の、リリウオカラニの競技会はケイキが参加できる競技会の中で、最高峰の競技会だといってもいいかもしれません。一定年齢までしか参加できないわけですから、子供のフラ競技会熱が高いのも、仕方のないことなのかもしれないですね。(ちなみに、タヒチアンの競技会でも子供の技術や競争熱は、ここ数年急速にあがっていますね。フラと同じかフラを超えるか、と思えるくらいです。)
 実は、私の生徒さんも一人、ソロでエントリーをしておりました。やはり、年齢を考えると、彼女がこれまで歩んで来たフラとの時間の集大成のようなことをさせてあげたかったのでエントリーを選びました。ちょうど、私が大学で講義をする日と重なってしまっていたので、ずっとそばにいてあげることができず、本人の出番が終わって会場に駆けつけました。ケイキフラということで、想像はしていたのですが、会場にきてみるとびっくり。メリーモナークフラフェスティバルか、と思うほど、ハワイから訪れているミュージシャンや関係者の方たちが多く集い、どのソロダンサーも美しく「完璧」に仕上げられていて、参加教室数が多い。私のケイキは入賞には手が届かなかったのですが、本人がある種清々しい笑顔をしてくれていたこと、その後の昨日のフラのレッスンに顔を出してくれたときに、強くて一回り大きなフラを踊ってくれた事が、私には宝物をいただいたような気になりました。
 競技会とダンサーを、(様々な立場で)見るときにいつも思うのですが、競技会で気持ちのいい思いをできるのはごく一部の人たちで、大多数は悔しい思いをする立場にたつわけですよね。勿論、勝ったダンサーと関係者の苦労とすばらしい作品に対しては、謙虚に、惜しみない称賛を送りたいと思います。でも、勝っても負けても、勝負の結果はフラの長い道のりの中で通過点にすぎない。もっともっと、競技会に参加する事自体を互いに楽しみ、互いに尊重しつつ自身に誇りをもつようになれたらいいなあと願っています。